山陽新幹線の1・2・3駅間は1,000円・1,500円・2,000円 JR西日本が割引きっぷ

JR西日本は、山陽新幹線の近距離区間を1,000円・1,500円・2,000円で利用できる新しいおトクなきっぷ「新幹線 近(ちか)トク1・2・3」を発売します。

相生駅に停車中の山陽新幹線「ひかりレールスター」700系
相生駅に停車中の山陽新幹線「ひかりレールスター」700系

山陽新幹線の自由席が利用できる、特急券と乗車券がセットになったきっぷです。一部区間を除く1〜3駅間に設定され、発売額は距離に応じ大人1,000円・1,500円・2,000円(子ども500円・750円・1,000円)となります。利用期間は2021年1月15日(金)〜3月28日(日)の金・土・日・祝日および2月22日(月)に限定されます。

発売期間は1月12日(火)〜3月27日(土)までで、乗車日の1か月前から前日までの発売となります。乗車日当日の購入はできません。JR西日本ネット予約「e5489」またはJR西日本主要駅の「みどりの券売機」で発売されます。

新大阪駅発を例にとると、新神戸駅まで1,000円、西明石駅までは1,500円、姫路駅まででも2,000円というお値段になります(大人用、逆区間も同額)。通常のきっぷで新幹線自由席を利用する場合に比べ、それぞれ520円、1,200円、1,280円おトクとなる格安の価格設定で、在来線と比較しても少しの追加額で利用できます。

【路線図で解説】山陽新幹線 近距離向けにおトクなきっぷ

例外として、片道が120kmを超える区間(西明石駅〜岡山駅間、相生駅〜福山駅間、東広島駅〜徳山駅間、広島駅〜新山口駅間、新岩国駅〜厚狭駅間)には「新幹線 近トク1・2・3」が設定されません。また、厚狭駅・新下関駅・小倉駅・博多駅の相互間も対象外となります。

JR西日本では、普段は在来線を利用している方も、近距離をおトクに乗車できる山陽新幹線に分散乗車してほしいとPRしています。